2.『百楽門』葛城酒造（奈良県）

伝統が醸し出す傑作

深い味わいとして名高い酒造好適米『備前雄町』を50％精米して造られたのが、この『百楽門』です。

蔵元の葛城酒造は、明治20年創業の由緒ある酒蔵。 自然環境に恵まれた奈良の地で、純朴で真面目な人柄の蔵人たちにより、伝統の酒造りがおこなわれています。

仕込み水は金剛山系の清澄な伏流水を使い、自然の恩恵を活かした酒造りをしているのが特徴。絶妙な味と個性を追求するため、原料処理はすべて手作業で行い、備前雄町の味のバランスを最大限に生かすために、生酒以外は一年間以上寝かせた後に出荷する独自の体制が取られています。

一段上の上品な風味と味わい。透き通るような透明感のある飲み口に続き、柔らかく口中に広がっていく『備前雄町』ならではのコクと旨み。喉元を通り抜けた後の余韻は格別の一言です。

食中酒としても最適であり、揚げ物など様々な料理に合います。伝統的な旨みを追求した、蔵元こだわりの純米大吟醸です。